仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える
仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える (幻冬舎新書)
タイトルから想像できないほど内容が面白かった
間違っているだろタイトル
仕事っていうよりも生きることの哲学の話だった
いつものニーチェ君とか出てくるし
仕事なんて救いにならないよ
元より天職！という考えはない
今のプログラマーって職業好きだけどさ
結局のところ、労働ごときで救われるわけがないのよ
本は一貫して俺が思う正しいことを言っていて
めくってもめくっても正しいでいっぱいで嬉しくなったね
じんわり、じっくり、文字を読んで、考えた
気持ちのいい時間だったよ
読み終わるのが惜しいのは久々
ああ、俺の想いは言語化されている
こうやって言えばいいのね なるほどね の気持ち
低温の悩み
精神科医なだけあって、温度の低い悩みっていうのが分かっている
俺だよ 俺の事さ
希望無き世の中にちゃんと困っている
やる気を失いかけつつも
死ぬ勇気もないので死にません
ぐらいの引っかかり
もうちょっと出生が終わっていたら死んでるね
それなら俺の自我は生まれないんだけどさ
現代病だよね
ハングリー精神なんてバカにしている
あんなもん、やることが明確だっただけだろ
個人的な経験則からだと
格ゲーで課題が見つからないのに勝てない
みたいな閉塞感に悩まされている状態が現代
ちょっと昔っていうのはモーレツ社員していりゃいいだけ
脳みそ腐ってても頑張るだけ
そーんなバカでも勝てるようになっていくゲーム
面白いに決まってんだろ
マジで仕事自体が勝てるパチンコみたいなもんじゃん
バグってるよ…
今は攻略しにくいっていうかルートがない
昔なら勝てたようなバカは現代評価はちゃんとバカだからダメよ
やる気も沸くわけない
もっと分かりやすい成果がないと無理だよ
効率地獄
豊かになったが故に、効率、コスパ、そんなものに毒されている
ってさ
俺はだい～ぶ前から
本当は2年ぐらい前から、気づいている
この世で一番幸福なことは「無駄」だってね
無駄なこと、意味がないこと
それこそ逆に意味があるのよ
効率も勉強もない
やりたいだけのくだらないことは救いだね
生きる希望っていうのはそういうところに詰まっている
質不足
そしてペラペラの世の中で「質」を求めるのが難しい
ちゃんとした質を伴うものが俺は大好きさ
質が足りていないものは本当に大嫌いさ
俺は自分の審美眼を育てて
俺を満足させるものに仕立てたい
自分のため これは俺の悦のため
他人がなんちゃら言うからイイんじゃなくてさ
自分が本当に好きなモノは何？
それを答えられる人間、好きだね
大好きだね 結婚したいね
俺はそうありたいね
