読読読読読

読書メモってヤツだ

ご飯は私を裏切らない


web-ace.jp
そもそも「狼は眠らない」でこのエングエースUP見ていたときに
並びで見つけた気がする、たしかそう


1話から全話この更新で見切ってはいたんだけど、
闇ポエムにオマケでマンガがついたこの作品の味が好きでね
読み切ったけど読み直したくて、
でも買うほどじゃないなあ…と思っていた
でも俺は「ご飯は私を裏切らない」を読むような人間性でありたい
だからこそ買ったのだ


絵も好きだけどね
そこはメインじゃない
言い訳ツイートみたいなのがついて"こそ”
いい味が出ている
ちょっとマンガがかけるけど生きるのがツラい
そういうのが、いいなあ

1話

開幕「はー しんどい」で好き
いくらをいのちって捉えて、噛み潰すことに快感を得るのが分かりすぎる
命は感謝して踏みねじりたいよな


バイトしか食歴がなくて無能っていうのは作者の投影なのかなって
経験談でなければ描写もできないだろうし
そういうところも好き
絶望しかない人生、イイネ…


図説が入ってそういうものなのだから、しょうがない
無理矢理に、腑に落としている
どうしようもなさが、ツボだね


友達に勧めたら「メシが美味そうに見えない」って言っててウケた
わかるなあ

2話

ロボットって言うだけあって、手塚治虫っぽい図
幻覚が見えている時点で虚無が進行している
現実を認めないという、潜在意識だ


アメリカギンヤンマになりたい!とか言って、
自分で萎えて寝るのがオモロイ

3話

肉は期待を裏切らない
わかる


バイトをクビになった経験値がないとこの描写はできない
きっとマジで無能なんだろうなあ
俺はそうはなりたくないけど、はたから見て鼻で笑いたい


4話

無言で案内するニキ、実話っぽい
すっごい好き


倉庫の人の説明はあるあるなんだろうなあって読み流した
これが書けるってことはメモが残っているのか
倉庫のバイトしまくって「それっぽいこと」が書けるのか
そういうところを邪推するのが、このマンガの楽しみ方

考えて行動することで人生はより豊かになるらしい
自分はあまり考えてないで過ごした方が生存率が高まる気がする


毒素たっぷり自虐、たまんねえな
最終的にメシに行きつくけど、たぶん、一生心の毒は抜けなそう
そういうところがイイ、一生イイ

5話

イモムシついてて草
ていうか、ムシの描写がやけに多い
メシマンガとムシはバッドマッチングだろ
そういうことが考えられないところが、アホでいい
売る気ないだろ


肉じゃがとカレーの工程が途中まで一緒なの確かにねって感じ
学習障害だっけなあ、なんかそんなんあった気がする。ウケる


人間はだれかと一緒に食事を摂るとアド論を引っ張ってくるあたり、
Twitterを彷徨って覚えたんだろうな~って
そして自分には該当しなくて、幼虫とメシを食う
ウケる

6話

「ああ、雇用保険に入りたい」
意味は分かるけど、そんなこと思うのウケる


ちょっと高いハンバーガー屋の高揚感は強い
チェーン店は美味いからチェーンしているのだ
ある意味、答えではある
人間の欲求を満たす能力があるからこそ、増えるのだ


そんなことよりも
バンズとパティでイキったついでに書いてある

ほかにテトロドトキシン(フグの毒)とスクミリンゴガイ(ジャンボたにし)などで得意げになっていた


というアホどうでもいいエピソードが
狂おしいほど好き、マジでどうでもいい
作者の顔が見える
誰かに自慢した、過去の記憶が見える
こういうのが好きだから買ってしまったんだよな

7話

「外仕事は安心して休める場所がないぞ」のあとに
「安心できる場所なんてこの世のどこにもないんだ…」と続く
これがいい
話の肥大化に思うところしかない
現実に希望がないことまで広がっていく思考
たまんねえ…


色々考えた果てに
「そうか 居場所とは私自身! だからどうということもないけれど!」
がツボすぎる
気づいたけど、まったく意味がないところがイイ


話の間にあるおかゆの挿絵で手に持ってるおかゆデカくて好き

8話

アジの解剖をしてみよう!という意識
同じことをしたからわかる


「思い出す記憶が小学校の頃しかない」
「私は十二歳以降存在が無だったのかな?」
シビれるセリフ


過去に思いをはせての結論が
「やったー!私は存在しないんだ」
「早く時が過ぎ去り古代になりますように!!」
これ好き過ぎる
しょうもない人間の人生なんて歴史の中にはいないも一緒
ハイパー結論

9話

レジやらかしエピソードに本物を感じる
2回チェックして2回同じ数字で間違えた話、もはや美しい


がんばっても能力がないというのは残酷だ
でもしょうがない、ないものはない
「こんなミスする人はあなたが初めてですよ!」
これを何度も聞くことになるのも、もはや美しい


味がしないのは鬱病のそれ
叱責され続けた人間はだいたいそうなる
そういうものなのだ
でも怒られることするのが悪い
能力がないのが悪い
生きる才能がない
よく生きているわ、すごいと思う

10話

「みんな自分に割り当てられた動作以外は知らない」
ロボットでいい人間の末路って面白い
vsロボットの話に当然なるけど、
「私は機械と労働能力を競っているのではなく労働単価を競っている!」
その通り侍
拙者、正論大好き侍で候


ベテランスピードで設定されている機械
間に合わない新人
でも毎日派遣がやってくる
全体が謎に回っていく
把握していないのが、面白い
謎な世界だ

11話

いわくありそうな家に住んでいてウケる


いくらが再登場してウケる
1話もいくらだし、3話もいくらローストビーフ丼だし、11話もいくら
そんなに話数ないのに、好きなんだろうな
味も美味いけど、概念が好きなんだろうな


「好物ってどういう風に決まるの?」
「私はいくらのこと好きになりたくてなったわけじゃないんだ」
悩みが地獄で笑う
脳汁が出るか否かしかないと思うけど、
悩んでしまうし、
マンガで描写してしまうし、
病気なのよ、好きよ
暇つぶしに考えることなんて、そんなもんだよな


色々やって、悩んで、アラームが鳴って、無言で仕事に出かける
何にもない、いい終わり方だ